トイズアカデミーJr.(以下、トイズJr.)の公式では、「楽しみながら学べる」と書かれています。
でも、実際にはどんな授業なのか、子どもは本当に集中できるのか、親としては少し不安になることもありますよね。
この記事では、3年間トイズJr.に通った経験をもとに授業の内容や雰囲気、親として感じたことをまとめました。
これから入室や進級を考えている方に、少しでも参考になれば嬉しいです。
トイズJr.の授業はどんな感じ?
遊びながら、でも幅広い力がつくように、しっかり考えられている。
実際に通ってみて、どうすれば子どもが“遊び”として集中し、自然に学べるかがとてもよく考えられていると感じました。
例えば、数の概念を学ぶとき。プリントやカードでも学べますが、トイズJr.では実際の玉を使って学びます。手で数えることで、視覚だけでなく触覚も使いながら学べるので、理解がより体感的になります。プリントだけだとどうしても「勉強している」感が出やすいですが、玉を使うと遊びの延長で集中でき、自然に数の概念が身につきます。
遊びの中で数を学べる工夫がされているのが、トイズJr.の魅力だと感じました。
トイズJr.のアクティビティ
トイズJr.では、数・ことば・漢字・図形・手先を使う活動など、一つの分野に偏らず幅広い力に触れられる構成になっているのが特徴です。
また、1回の授業の中で複数のアクティビティを行います。どのアクティビティも、遊んでいるうちに自然と力が育つように設計されています。
例えば漢字では、漢字かるたなどで遊びながら成り立ちや読み方を自然に覚えられるようになっています。
下の子・のんたは、トイズJr.のレッスンをきっかけに、ニュースや本に出てくる身近な漢字を自分から読むように。間違えても「こう読むんだ」と楽しみながら学び、今ではニュースのテロップもすらすら読めるようになり、親として見ていても感心します。
家庭で同じことをやろうとしても、親がつきっきりで付き合うのは本当に大変です。
友達や先生と関わる中で自分の意見を言う力も育ち、プリントやドリルだけでは味わえない体験ができるのも、トイズJr.ならではの魅力です。
子どもが主体的に学ぶ環境
トイズJr.で特に印象に残ったのは、子どもが主体になって学びを進めていく環境です。
- 子ども同士で教え合ったり、競い合いあったりする
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お互い教え合ったり、ゲーム感覚で競い合ったりといった自然なやり取りが生まれる
- 宿題の工夫
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日記形式で「何をしたか」「楽しかったこと」を自由に書くことで、自分で考える力や表現力を育む
- 授業中の問いかけ
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先生のお話のあとに「どんな話だった?」「どう思った?」と問われ、考える・表現する・伝える力が自然に育つ。
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自分以外の意見や考えを聞く
この「自分の考えや意見を言う」「他の人の意見を聞いてどう考えるか」という習慣が、小学生向けトイズアカデミーに進級した時に大きな力になってきます。
まとめ
レッスンは、子どもにとって「勉強をしている」という感覚よりも、「先生やお友だちと一緒に楽しいことをしている時間」に近い印象です。
数・言葉・ルール・話を聞く力など、小学校以降につながる土台が、遊びの中にさりげなく組み込まれているのが特徴です。
親として見ていても、無理に「集中させよう」「覚えさせよう」と引っぱらなくても、夢中になっているうちに力が育っていく構成だと感じました。
次の記事について
次の記事では、トイズJr.に通う中で親が感じた悩みや迷いについてまとめています。
「入室しようか迷っている」「通い続けるか悩んでいる」という方に、少しでも参考になれば嬉しいです。
💡 実際に悩んだ体験談を読んで、我が子に合うかどうかを考えるきっかけにしてみてください。

