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がたんごとんから時刻表まで!息子の「電車愛」を育てた絵本&図鑑たち
電車にハマった息子の本棚は、いつも“鉄道”でいっぱいでした。
最初はリズムが楽しい絵本から始まり、旅のストーリーへ、やがて構造や図鑑へと変化。
読書と成長がリンクする様子に、親の私もワクワクしたのを覚えています。
今回は、2歳から小学生にかけて、実際に息子がハマった電車絵本&図鑑14選を年齢別にご紹介します。
未就学児(2〜6歳)編|絵・音・ストーリーで楽しむ電車えほん
『がたんごとん がたんごとん』安西水丸
最初に出会った鉄道えほん。音のリズムが楽しくて、赤ちゃん時代から読める名作です。
『でんしゃがきました』三浦太郎
電車が次々に到着して、いろんな乗客が乗りこむ。くり返しが心地よく、何度も読まされました。
『パオちゃんのでんしゃごっこ』なかがわみちこ
でんしゃごっこをして遊ぶパオちゃん。遊びの延長で自然と楽しめる絵本です。
『しんかんせんでいこう』間瀬なおたか
新幹線に乗って出発進行!風景や駅名がたっぷり出てきて、旅をしている気分になれます。
『はしる!新幹線「はやぶさ」』鎌田歩
大人もびっくりするほどリアルな構造描写。内部まで細かく描かれた図鑑的絵本です。
『ぐるぐるまわる やまのてせん』溝口イタル
実写の背景にイラストが融合された世界観。ぐるぐる回る山手線の駅名も自然と覚えてしまいます。
『ぼく しんかんせんに のったんだ』わたなべしげお
子どもの“はじめてのしんかんせん”体験を描いた共感系絵本。乗り物が好きなお子さんにおすすめ!
小学生以上編|図鑑と実用書で知識を深める
📘『ぶち鉄ブックス』シリーズ(交通新聞社)
クイズや雑学、新幹線のひみつなど、小学生向けの**“読む鉄”向けシリーズ**です。
『きっぷでGO!』豊田巧
切符の歴史や駅のしくみなど、知識系の導入にぴったりの1冊。親も知らない情報が満載。
📖『図鑑NEO 鉄道』小学館
写真が豊富で、鉄道車両の基礎がしっかり学べる。大人も一緒に楽しめる本格派図鑑です。
年齢別おすすめまとめ表
| 年齢 | タイトル | 作者 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 2歳〜 | がたんごとん | 安西水丸 | 音のリズムが心地いい |
| 3歳〜 | でんしゃがきました | 三浦太郎 | 電車と乗客の展開 |
| 3〜4歳 | パオちゃんのでんしゃごっこ | なかがわみちこ | 遊び感覚で楽しめる |
| 4歳〜 | しんかんせんでいこう | 間瀬なおたか | ストーリーと地名 |
| 5歳〜 | はしる!はやぶさ | 鎌田歩 | 精密な描写と構造 |
| 5〜6歳 | ぐるぐるまわるやまのてせん | 溝口イタル | 写真とイラスト融合 |
| 6歳〜 | ぼくしんかんせんにのったんだ | わたなべしげお | 初体験の感動 |
| 小学生 | ぶち鉄ブックス | 交通新聞社 | 知識&雑学が豊富 |
| 小学生 | きっぷでGO! | 豊田巧 | 切符のしくみと歴史 |
| 小学生 | 図鑑NEO鉄道 | 小学館 | 鉄道百科の決定版 |
まとめ|“好き”が育てた読書の力
「読んで楽しい」「知ってうれしい」「もっと知りたい」が全部詰まっていた鉄道本たち。
読書の楽しさを教えてくれたのは、間違いなく“電車”でした。
次の記事では、絵本からステップアップした息子が、時刻表を使って旅を計画したエピソードをまとめた「鉄道旅エッセイ編」をご紹介します。
そちらもどうぞお楽しみに!
